県大会個人で上位　4名が空手全国大会へ

　第32回埼玉県糸東会空手道選手権大会が7月11日、本庄総合公園体育館(シルクドーム)で行われ、約200名以上が参加をして腕を競った。
　錬成館道場から選抜で6名が出場。うち、小学2年男子の部で初出場の佐藤寿選手が形5位、組手3位、小学6年女子の部で初出場の東坂彩花選手が形3位、組手2位、一般男子組手の部で宇野雅昭選手が4位、シニア男子形の部で西村隆選手がそれぞれ9月に大阪で開かれる全国選手権大会出場の切符をつかんだ。
　小学4年女子の部に出場した河崎瑛真里選手は形で勝ち進み、キレ、スピードのある平安五段を演武した。しかし対戦相手と僅差で涙をのんだ。初出場ながら7位と大健闘。河崎選手は「とにかく悔しい。またしっかり練習して頑張りたい」と語った。また、激戦の小学6年男子の部に出場した早川巧一選手は組手で気迫のある技で相手を翻弄するが終了わずかで相手にポイントが入ってしまった。早川選手は「全力を出しました。次こそはもっと練習して勝ちたい！」と前を向いた。

※河崎選手は小学4年女子形の部で全国選手権の控え選手枠となった。(7月11日現在)